- タイトル
- 龍が如く7 光と闇の行方21
- ハード
- PS4
- メーカー
- セガ
- 販売本数
- 約263,000本
- 累計本数
- 約263,000本
累計販売本数263,000本、2020年ゲームソフト売上ランキング100で21位のタイトルです。 何かが始まるとき、人は戸惑いながらも前に進もうとします。あのシリーズも、まさにそんな転機を迎えました。 派手な喧嘩アクションを捨て、新しい風を吹き込んだ本作。 最初は戸惑いましたが、気がつけば夢中になっていました。
前作までの流れを知っている人ほど驚いたと思います。 かつての主人公だった桐生一馬が姿を消し、新たな主人公・春日一番が舞台に立ちます。 本作最大のウリは、シリーズ初のコマンドバトルRPGという大胆な路線変更にあります。 しかも、単なる形式の変化ではなく、システムとストーリーが密接に絡み合っており、熱量の高いバトルと人間ドラマが融合しています。 変化を恐れない姿勢に、シリーズの底力を感じました。 新たな形になったことで、アクションが苦手な人でも遊びやすく、物語にしっかりと集中できるようになった気がします。
- アクションからコマンド式RPGへと大胆なジャンル変更
- 春日一番という新主人公の登場と熱い人間ドラマ
- 街探索やバトルで活躍する多彩なジョブとスキル
戦闘はドラクエ風のコマンド式。 しかも、敵の位置やオブジェクトとの相互作用によって、戦略的な立ち回りが求められます。
全員に「ジョブ(職業)」が設定され、春日は「勇者」になれたり、仲間は「ホスト」や「アイドル」などユニークな職業につけたりします。
ストーリーは横浜・伊勢佐木異人町を舞台に、裏社会に放り込まれた春日が仲間と共に這い上がる展開。 声優も豪華で、中谷一博さんが演じる春日は、まっすぐで熱く、どこか抜けていて憎めない魅力があります。 特に仲間との絆イベントが心に刺さります。
やり込み要素も豊富で、サブストーリーやミニゲーム、経営シミュレーションまで盛りだくさんです。 プレイ時間は最低でも40時間以上、全て遊び尽くすなら100時間は超えるかもしれません。 遊びごたえは抜群です。
ネット上では、シリーズファンからの賛否両論も見られますが、「RPGにして正解だった」「春日のキャラが好きになった」といった声が多くあります。 逆に、リアルタイムアクションを期待していた人にとっては、ややテンポの違いに戸惑うかもしれません。
この作品を通じて、長年続いたシリーズが一度リセットされ、誰でも入りやすい内容になったと感じます。 シリーズ未経験の人でも十分楽しめる作りですし、むしろ初めての人にこそ触れてほしい作品です。
名残惜しいほど濃密なストーリーと、春日一番という新たな「龍」の登場が、今後のシリーズにどう影響するかにも注目です。 新時代の幕開けを告げる本作、まずはその熱を感じてみてください。
この記事は「ゲーム年間売上ランキング」の2020年に関連する内容です。 一部の文章は、ChatGPTを活用して構成・修正しています。