おすすめターン制･コマンド選択式RPGBlog

桃太郎伝説

タイトル

桃太郎伝説

ハード

SFC、PS

メーカー

ハドソン

ハドソン（現コナミ子会社）から発売されたゲームです。 1993年にスーパーファミコン版が登場し、2001年にはプレイステーション版としてリメイクされました。

SFC版の難易度は高めです。 PS版ではバランスが大幅に調整され、遊びやすくなっています。 今遊ぶなら、このリメイクされたPS版がおすすめです。

内容はドラゴンクエストを日本の昔話に置き換えた、ギャグ満載の和風RPGといった感じです。 ちなみに桃太郎電鉄は、この桃太郎伝説から派生したスピンオフ作品です。 物語の最終目標は鬼退治ではなく、えんま大王の討伐です。 仲間もイヌ･キジ･サルではなく金太郎、浦島太郎、夜叉姫といった他の昔話の主人公たち。 イヌ･キジ･サルはあくまでもお供ポジです。 装備や術（＝魔法）も日本の昔話などに基づいたものが多く、独特の雰囲気を出しています。 ある意味、この設定が日本人にはしっくり来ると思います。

ドラクエの「ルーラ」にあたる術「ひえん」は、キャラたちが画面上をものすごい勢いで飛んでいく演出で、初見だと爆笑必須です。 こういった、シリアスとコミカルが絶妙に融合した世界観が、桃太郎伝説の最大の魅力だと思います。

ガンダムトゥルーオデッセイ

タイトル

ガンダムトゥルーオデッセイ～失われしGの伝説～

ハード

PS2

メーカー

バンダイ

最初に「ガンダムを知らない人が買ってはいけないゲーム！」です。 ガンダムを知らない人にとっては、高難易度のクソゲーです。 内容もガンダムのストーリーとは全く関係なく、ガンダムのMS（モビルスーツ）が出てくるだけです。 ストーリーが重厚というわけでもありません。 ただ、システム的にハマる人はハマると思います。 ガンダムトゥルーオデッセイの主な特徴は以下の5点です。

• 雑魚戦でも初見殺し
• 敵の行動パターン（順番）を把握して、それに対応した対処を毎ターン実行しないと簡単に全滅する
• パーティは4人まで、MSに搭乗して戦う
• Wガンダムまでの機体が登場
• 登場するのはMSのみ、ガンダムシリーズとの繋がりは一切ない

とにかく初見殺しなんです。 雑魚戦でも簡単に全滅します。 ボス戦も行動パターンを把握したうえで、それに対応する対処を適切にしないと全滅します。 その対処法も何度かやらないとわからないので、最低でも2回は全滅しないと倒せません。 要するに、レベルに関係なく、初見で倒すのは無理なんです。

コマンド選択式（ターン制）のRPGでこの難易度は珍しいです。 そもそも、行動パターンの法則性に気づくまで時間がかかり、多分、攻略サイトを見ないと、それに気づかない人も多いと思います。

トラッシュ（主人公）たちはMSに乗って戦います。 登場するのはWガンダムまでの機体です。 「◯◯の情報」というアイテムを集めることでMSが増えます。 そして、パーツや武器を付け替えて機体をカスタマイズできます。 自分だけの機体を作る楽しさがあると言いたいところですが、そこまで自由度は高くありません。

文章で説明するとスパロボやGジェネを連想すると思います。 実際はまったくの別物です。 登場機体も「なんでR･ジャジャ？」といった感じで、少し不思議な選定です。 多分、Z･ZZ･逆シャア･G･Wに登場するガンダムは全て登場すると思います。

物語全体のボリュームはかなり短めです。 しかし、敵を簡単に倒せないため、クリアまでにかなりの時間がかかります。 クリア後を含めたやり込み要素もあり、そこがガンダムトゥルーオデッセイで一番ハマる部分だと思います。 やり込み要素もボリュームとしては控えめですが、戦闘に時間がかかるため、濃く感じます。

ガンダムといえば仮面の男！ いわゆるシャアポジションです。 クリア後には、そのシャアポジのナイアールが仲間になり、理不尽なほど強いヘルシリーズとのボス戦が連戦であります。 そして隠しボスとなる「オメガガンダム＋アルテマガンダム」の撃破が最終目標となります。

ただし、これらの隠しボスは、法則性を理解しても簡単に倒せません。 はっきり言って運レベルです。 「ガンダムトゥルーオデッセイ攻略」で攻略法を公開しているので、気になった方はそちらを参考にプレイしてみてください。