初心者向け!目的に合った安いゲーミングPCの選び方GamingPC

これからゲーミングPCを買いたい初心者向けに、最適な選び方と価格の目安を紹介しています。 初心者には、性能とコスパのバランスが良いミドルクラスが最適です。 税込13万円以下がこのクラスの最低価格帯になると思います。 もう少し性能の高いミドル~ハイエンドの中間クラスなら、税込15万円前後が最低価格帯になります。 性能の低いエントリークラスであれば税込8万円台もありますが、おすすめできません。 円安や物価高、関税などの影響により、国内メーカーのゲーミングPCは1年前と比べて確実に値上がりしています。 少しでも安く購入したい場合は、HPレノボなど海外メーカーのセール品を狙うのがおすすめです。 ただし、セール対象は数量限定が多く、すぐに完売してしまう点には注意が必要です。 2025.06.05

目次
  1. はじめに(ゲーミングPCはデスクトップ)
  2. 今は買い時?

はじめに(ゲーミングPCはデスクトップ)

これから初心者向きのゲーミングPCについて解説していきますが、この記事ではノート型ではなくデスクトップ型にしぼって紹介しています。 というのも、ゲームを快適に楽しみたいなら、断然デスクトップのほうが有利だからです。 ノート型は持ち運びが便利な反面、以下のようなデメリットがあります。

ノートPCのデメリット

  • 排熱が弱くて熱くなりやすい
  • ファンの音が大きく、動作が不安定になりがち
  • 画面が小さく、キーボードも使いにくい
  • 長時間プレイにはあまり向かない
  • パーツ交換ができず、性能アップもしにくい

結局、外付けモニターやキーボードを使うならノートの利点は薄れてしまいます。 その点、デスクトップPCは以下のようなメリットがあります。

デスクトップPCのメリット

  • 性能が高く、価格も割安
  • 冷却性能が高くて安定している
  • パーツ交換や拡張もでき、長く使える

デスクトップPCは性能が高く、価格も割安です。 冷却性能や安定性にも優れています。 さらに、故障したときはパーツだけの交換で済むことが多く、修理のしやすさも魅力です。 モニターやキーボードも自分に合ったものを選べるので、ゲーム以外の用途でも快適に使えます。

この記事では、そんなデスクトップ型ゲーミングPCの選び方や注意点を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

今は買い時?

買い時ではありません

各メーカーのGWセールが終了し、現在はお得なセール品もほとんど見当たりません。 そもそもグラボ(GPU)の価格が安定しておらず、性能の割に物足りないRTX 3050や、コスパが微妙なRTX 4060を搭載したゲーミングPCが主流となっています。 このどちらかのGPUを搭載したセット販売のPCばかりで、選択肢はかなり限られているのが実情です。

あくまで個人的な見解ですが、RTX 3050はやや力不足に感じられる場面も多く、おすすめしづらいGPUです。 一方で、RTX 3060RTX 3060 Tiであれば、今なお十分な性能とコスパを兼ね備えており、選択肢として全然アリだと思います。

また、「買い時ではない!」のは、あくまで初心者向けのゲーミングPCです。 ミドルクラスの中でも最上位にあたるゲーミングPC(詳細は「ミドルクラス~ハイエンド」参照)は、価格が安定していないため、2024年年末頃からずっと買い時です。 このクラスは、10万円以上割引されるセール品もよく出ます。 ただし、セール品でも価格が20万円前後となるため、価格的にはじめてゲーミングPCを買う人にはおすすめしにくいです。

第13世代以降のCore i5i7、もしくはRyzen 5 5600以上のCPUを搭載し、且つRTX 4060RTX 3060RTX 3060 Tiのいずれかを組み合わせた構成で、税込13万円以下で購入できればかなりお買い得です。 この構成だと現状ではセール品であっても15万円以上が相場のため、見つけたら即購入も検討する価値があると思います。 ただし、メーカー直販で買うことが前提となります。(メーカー直販で買う理由は以下参照)

条件を満たすセール品 | 初心者向け!目的に合った安いゲーミングPCの選び方 Sheep+
条件を満たすセール品

この条件に合うゲーミングPCが、数日前までフロンティアで販売されていました。(上画像) 数量限定だったためすぐに完売しましたが、同じようなお買い得品は他のメーカーの直販サイトでもよく登場します。 見逃さないように、以下で紹介している5つのメーカーは定期的にチェックしておくといいでしょう。

次の買い時はいつ?

直近では各メーカーのサマーセールがありますが、季節ごとのセールにはあまり大きな期待はできないでしょう。

注目すべきは、RTX 50シリーズの価格が年末までにどれだけ下がるかという点です。 50シリーズの価格が下がれば連動して40シリーズも値下がり、結果として40シリーズ搭載パソコンの価格も下がっていきます。

そう考えると、2025年11月28日のブラックフライデーや年末年始のセールが、本格的な買い時になると予想されます。

どこで買う?(メーカー直販で買う理由)

  • HP
  • Lenovo
  • ガレリア(ドスパラ)
  • マウスコンピューター
  • フロンティア
  • パソコン工房

サポートや保証などを総合的に考えると、上記6つのメーカー直販は安くて安心なゲーミングPCを探すうえで初心者におすすめです。 各メーカーについては以下の「各メーカーの特徴」も参考にしてください。

ASUSについては、私個人の経験から今回は対象外としました。 また、ツクモも良いメーカーではありますが、「初心者向き」といった観点では少し方向性が異なるため、今回は除外しています。

メーカー直販で買う理由

ゲーミングPC初心者には、Amazonや楽天といった大手ショッピングサイトでの購入はあまりおすすめできません。 理由は、製品の選び方や構成の違いが分かりにくく、サポートや保証もバラバラだからです。

その点、メーカー直販ならサポートが手厚く、初心者でも安心して使える安定した構成になっており、保証内容も明確です。 パソコンに詳しくない人ほど、最初はメーカー直販を選ぶのが無難です。 というよりも、メーカー直販のセール品が間違いなく一番安く、実際パソコンに詳しい人でもゲーミングPCはメーカー直販で買うのが基本です。 また、ゲーミングPCに限らずパソコン全般には、一定の確率で初期不良といった「ハズレ」が存在します。 そうしたトラブルが起きた場合でも、メーカー直販であれば交換や修理の対応がスムーズで安心感があります。

SSD、メモリー、モニターといったパーツや周辺機器はAmazon、楽天市場、ヤフーショッピングといった大手ショッピングサイトで探すのがベストです。

今買うべきゲーミングPCの推奨構成

CPU
Core i5-13400以上、Core i7-13700以上、Ryzen 5 5600以上、Ryzen 7 5700以上
GPU
RTX 3060以上、RTX 5060 Ti以上
SSD
1TB以上
メモリ
16GB以上

以上が私が現時点で推奨するゲーミングPCのスペックです。 このクラスの構成であれば、今後3年間は快適にゲームを楽しめるレベルと考えています。 ただし、「モンスターハンターワイルズ」のように推奨スペックが高めのゲームでは、一部のタイトルで設定を調整する必要が出てくる可能性もあります。

そしてこの「モンスターハンターワイルズ」の推奨スペックが、ゲーミングPC初心者を混乱させる要素になっていると思います。 詳細は以下の「モンハンワイルズを基準にしない」をお読みください。

FF14、LoL、マインクラフト、原神などの軽めのゲームしかプレイしない方であれば、これ以下のスペックでも問題はないでしょう。 しかし、将来的な価値や買い替えサイクルを考えると、最低でもこのスペックを基準に選ぶべきだと思います。 また、現時点でハイエンド構成のゲーミングPCを購入するのはあまりおすすめできません。 RTX 50シリーズは性能面で40シリーズと大きな差がなく、Intelの新CPU「Ultra」シリーズも、現状ではゲーミング用途に向いているとは言いづらいのが実情です。 つまり、価格に見合った性能とは言えない状況だと感じます。 とはいえ、GWも終わり、50シリーズを搭載したPCの価格もだいぶ下がってきました。 Ultra(CPU)は論外ですが、予算に余裕のある方であれば、上記条件を満たすCPUと5060以上のGPUを搭載し、15万円台で買えるなら、間違いなく買いだと思います。

CPU

Core iシリーズはIntel 、RyzenシリーズはAMDのCPUです。 Intelなら13世代以降のCore i5Core i7を選べば、ゲーミング用途には十分な性能があります。 11世代、12世代でも動作には問題ありませんが、できれば13世代以降のものをおすすめします。

AMDを選ぶ場合は、Ryzen 5 5600以上が目安になります。 5500と5600では性能差が大きいため、5600以上を選んだほうが安心です。

性能面ではIntelもAMDも大きな差はありませんが、初心者にはIntelをおすすめしています。 理由は以下の3点です。

  • ネット上の解説やトラブル対処法がIntel前提で書かれていることが多い
  • 一部のゲームやソフトでの互換性の問題が起こりにくい
  • パーツの選択肢が豊富で、構成ミスをしにくい

つまり、自作やパーツ知識の少ない初心者にとっては、Intelの方が失敗しにくい選択肢だと思います。 また、数年後にヤフオク、メルカリなどでゲーミングPCを売却する場合、Intelの方が高く売れやすいです。 性能差は少ないものの、一般的にはAMDのCPUはまだマイナーな存在と言えるでしょう。

GPU(グラボ)

GPU(グラフィックボード)はRTX 3060以上を目安にするといいでしょう。 3050と3060の性能差はかなり大きいです。 306040603060 Ti4060 Tiの性能差はほとんどなく、むしろ4060よりも、3060 Tiの方が性能が上という比較結果も多く見られます。

つまり、コスパ面を考慮すると、30603060 Tiが初心者にとって最もバランスのとれたGPUだと思います。

ただし、前述のとおり、30603060 Tiを搭載したPCはあまり流通していません。 そのため、初心者にもおすすめできる現実的な選択肢としては、RTX 4060搭載モデル一択というのが現状です。

私もRTX 3060を使っていますが、正直なところ今遊んでいるゲームの大半は、かなり古いGTX 1050 Tiでも動きます。 だからこそ、GPUは使い方次第でおすすめが変わるパーツだと思っています。

ただ、これからPCゲームを本格的に始める初心者の方には、数年後のゲームやアップデートを考えると、最低でも3060以上をおすすめします。

SSD(ストレージ)

1TBのSSDがあれば一見十分に思えますが、最近のゲーム事情を考えるとやや心許ないのが現実です。 Windows11を快適に使うには、少なくとも100GB以上の空き容量が必要とされており、システムで使われる容量を差し引くと、実際にゲームなどに使えるのは700〜800GB程度になります。

最近の大型ゲームでは150GB以上を占めるタイトルも珍しくなく、さらにModやアップデートデータなども含めると、1TBでも余裕がない場面が出てきます。 快適にゲームを楽しむためには、1TBが最低ラインと考えておくとよいでしょう。

私が考える理想的な構成はOS用に500GBのSSDを使い、ゲーム用に1TBの内蔵SSDを追加した合計1.5TBのストレージです。 OSとゲームの保存先を分けることで、システムの安定性や管理のしやすさといった面でメリットがあります。

ただし、この構成は2台目の内蔵SSDを搭載できることが前提となります。 外付けSSDにゲームをインストールする方法もありますが、転送速度の面で内蔵より劣るため、あまりおすすめできません。

古めの軽量なゲームであれば、内蔵HDDにインストールするのも一つの手です。 起動には多少時間がかかりますが、プレイ中はHDDでもそれほど気にならないと思います。

メモリ

メモリは16GBが現時点での標準的な選択です。 ゲーム用途であればほとんどのタイトルが快適に動作します。 RTX 3060以上のGPUを使っていても、32GBにすることで大きく快適になる場面は限られます。

一部の重量級タイトルや、配信・動画編集・複数のアプリを同時に使うような作業であれば、32GBの恩恵があります。 しかし、ゲームだけの使用であれば、32GBはほとんどの人にとってオーバースペックです。

今買うべきではないゲーミングPCの構成

逆に以下のような構成のゲーミングPCは、個人的にはあまりおすすめできません。 各メーカーの最も安い構成を全否定しているわけではありません。 将来的なパフォーマンスや満足度を考えると、選びにくい選択肢です。

CPU
Ryzen 5 4500、Ryzen 5 5500
GPU
RTX 3050

これらの構成でも、軽めのゲームやネット閲覧、動画視聴などであれば問題なく使えます。 しかし、ゲームを目的として長く使いたい方にとっては、処理性能の物足りなさが目立つ場面も出てくるはずです。

そもそもこの構成は、PS5の性能にもやや劣る程度のため、プレイしたいタイトルがPS5で完結するのであれば、家庭用ゲーム機で十分という判断もあり得ます。

ただし、「軽めのゲームしかしない」「できるだけ予算を抑えたい」といった方にとっては、コスパ自体は決して悪くありません。 税込で95,000円を切っているようなモデルであれば、十分検討の価値はあります。

また、この構成で「メモリ32GB推奨」と記載されている販売サイトを見かけることがあります。 しかし、このスペック帯で32GBは明らかにオーバースペックです。 ゲーム用途なら16GBで十分で、32GBにしても体感できるほどの差はありません。

目的に合ったクラスとスペック

エントリークラス

CPU
Ryzen 5 4500、Ryzen 5 5500
GPU
RTX 3050
SSD
500GB以上
メモリ
16GB以上
最低価格帯
8万円台

おすすめしません! この構成は性能的にPS5に劣るため、推奨スペックを満たせないタイトルが多くあります。 推奨スペックを満たしていたとしても、グラフィック重視のタイトルでは、設定を下げないと厳しい構成です。 ただし、FF14ApexVALORANT原神MinecraftThe Sims4といった軽めのゲームしかやらないのであれば、検討の余地はあります。 目安とする価格帯は税込8万円台です。 10万円以上の出す価値はないと思います。 HPのGWセールでギリギリ8万円台のモデルがあり、すぐに完売していました。(下画像)

条件を満たすセール品 | 初心者向け!目的に合った安いゲーミングPCの選び方 Sheep+
条件を満たすセール品

SSDを500GB以上にしているのは、プレイできるゲームの多くがHDDでも問題ない程度の軽さだからです。 それでも容量は不足しがちなので、いずれにせよストレージの追加は必要になるでしょう。

エントリー~ミドルクラス

CPU
Core i5-13400以上、Core i7-13700以上、Ryzen 5 5600以上
GPU
RTX 3060、RTX 3060 Ti、RTX 4060
SSD
1TB以上
メモリ
16GB以上

ミドルクラスの最低ラインといえる構成ですが、FINAL FANTASY VII REBIRTHの推奨スペックを例にすると、ギリギリ満たす程度です。 しかし、価格と性能のバランスが良く、今現在、ゲーミングPC初心者には最もおすすめの構成だと思います。 この構成で税込13万円以下であれば、検討すべきです。 ただし、1年前の2024年上半期であれば、セール時期のHPレノボなどで、この構成のPCが税込11万円以下で購入できました。 そのため、1年前と比べると割高に感じます。

現在はセール時期であっても、各メーカーの直販で税込13万円以下は、なかなかお目にかかれないと思います。 半年~1年後にはこの構成がエントリークラスの標準となることが予想されるため、10万円前後で購入できるようになる可能性もあります。 私が「今は買い時ではない!」と思う最大の理由はこれです。

  1. RTX 3060 Ti
  2. RTX 4060
  3. RTX 3060

GPUの性能は上の順になります。 現在、新品のゲーミングPCで30603060 Tiを搭載したモデルはほぼ流通していないので、実質的に選べるのは4060しかないです。

ミドルクラス

CPU
Core i7-13700以上、Ryzen 7 5700以上
GPU
RTX 4060 Ti、RTX 5060
SSD
1TB以上(2TB以上推奨)
メモリ
16GB以上(32GB推奨)

現在だと、ミドルクラスの中では比較的高スペックと言えますが、価格と性能のバランスを考えると少し中途半端です。 要するに、お得感があまりないです。 FPSなど、推奨スペックの高いFPSなどをプレイする場合にもおすすめです。 RTX 50シリーズの価格が少しずつ下がってきているため、セール時期に税込15~16万円台で購入できるなら十分検討する価値があります。 とはいえ、現時点ではこの構成で探すと、セール時でも20万円台が一般的です。 ミドルクラスよりも高性能なので、長く使えるPCになるでしょう。 ただし、RTX 50シリーズの価格は今後さらに下がる可能性もあり、2025年末のセール時には税込13万円以下で手に入るかもしれません。 そのため、今が買いどきかどうかは、正直なところやや判断が難しいタイミングです。

ミドル~ハイエンドクラス

CPU
Core i7-13700以上、Ryzen 7 7700以上
GPU
RTX 4070、RTX 5060 Ti
SSD
2TB以上
メモリ
32GB以上

ミドルクラスの最上位モデルと考えてください。 ある程度のスペックを求めるであれば、最もコスパの良い構成だと思います。 RTX 4070を搭載していれば、今後5年以上は使える可能性があります。 このクラスはメーカーによって価格差が大きく、Ryzen搭載モデルなら20万円以下で購入できることもあります。 ただし、RyzenのCPUは中級者以上向けの傾向があるため、ゲーミングPC初心者がこのスペックを選ぶ場合は、サポートのしっかりしている国内メーカーからの購入をおすすめします。

モンハンワイルズを基準にしない

モンハンワイルズ推奨スペック | 初心者向け!目的に合った安いゲーミングPCの選び方 Sheep+
モンハンワイルズ

上の画像は2025年2月28日に発売された「モンスターハンターワイルズ」の推奨スペックです。 初心者はこの推奨スペックに振り回されないよう注意してください。

「高設定」の推奨GPUはRTX 4060 Ti、「ウルトラ設定」ではRTX 4070 Tiが基準とされています。 これをそのまま受け取ると、かなりのハイスペックPCが必要に見えますが、実際にはそこまで必要ないケースも多いです。 たとえば、4060 Ti3060 Tiの性能差はわずかで、「高設定」であれば3060 Tiでも快適に動作します。

「ウルトラ設定」にこだわるなら、素直にPS5を選ぶのも一つの手です。 コスパよく安定した高画質で遊びたいなら、実はそっちのほうが現実的かもしれません。

そして、もっとも誤解を招きやすいのが、「推奨設定」として挙げられているRTX 2060 Superの存在です。 「20シリーズで大丈夫なら、30シリーズは問題ない」と思いがちですが、2060 Super3050よりも性能が上です。 つまり、3050では設定によっては快適に動かない可能性があります。 私が3050をおすすめしない理由はここにあります。 現在販売されているゲーミングPCで「モンスターハンターワイルズ」の推奨スペックをしっかり満たしたい場合は、RTX 3060以上を選ぶのが無難です。

モンハンワイルズベンチマーク | 初心者向け!目的に合った安いゲーミングPCの選び方 Sheep+
ベンチマーク

上画像は私が所有しているRTX 3060搭載PCの「モンスターワイルズ」ベンチマーク結果です。 「中設定(推奨設定)」ではありますが、快適にプレイできるレベルです。

そもそもゲーミングPCは必要か?

遊びたいゲームがPS5で快適に遊べるのであれば、無理にゲーミングPCを買う必要はないと思います。 ゲーミングPCは安くても10万円以上し、3〜5年で買い替えが必要になるため、コスパではPS5が断然優れています。 ただし、PCでしかできないゲームやMOD導入、配信、キーボード・マウス操作を求めるなら、ゲーミングPCしか選択肢はないです。 Apex LegendsVALORANTなど、対人系FPSを本気でプレイしたい「ガチ勢」は、ゲーミングPC一択になります。

マインクラフトCities: SkylinesThe Sims 4など、サンドボックス要素のあるタイトルも、PS5では機能を制限されるため、快適に遊ぶにはゲーミングPCが必要です。

初心者でも大丈夫?

よく「パソコン初心者だけどゲーミングPCは大丈夫ですか?」という質問を目にします。 あくまでも私の見解ですが、初心者ままでは大丈夫ではないです。 「初心者」といってもレベルは様々です。

実際に私の知人もPC初心者でゲーミングPCを買いましたが、Windows11の初期設定やMicrosoftアカウントの作成ができず、困ってしまいました。 このレベルだと、はっきり言ってゲーミングPCには不向きです。

自分で調べながら学んでいける人であれば、初心者でも問題なく使いこなせると思います。 ゲーミングPCにはある程度の知識と根気が必要なので、不安のある方はPS5で完結するのも一つの手です。

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