音にも癒されるサンドボックス

自然界にあるものを全てブロックで表現したサンドボックス。 そのブロックを利用して燃料や食品、建築までもできてしまう。 無限に自由が広がる、遊べば遊ぶほど「奥が深い」と感じてしまうゲームなのだ。 また、教材で使われることもあり、回路の勉強を遊びながら学べる。

ゲームの世界は無限に広く山・森・砂漠・雪山・氷山、そしてそれは地底にも広がる。 洞窟から鉱石を採取したり、プレイヤーの行動次第でいろいろな事ができる。 決められたゴールもない。 とことん建築をこだわりたい人は、バトル要素も殆どなく進められる。 設定によってはバトルゲームのようにも遊べる。

何より音に癒された。 砂を掘る音、ガラスを砕く音、石を掘る音など、そのブロックごとにいろいろな音を聞くことができる。 耳が気持ち良い。

自由度が高く建築に使われる木ひとつをとっても木材、皮をはいだ木、丸太など細かく種類が分かれている。 なので、凝ったデザインにもできる。

生き物は羊から羊毛、牛から肉や皮を取ったりできる。 他に豚や鶏などいろいろな生物がいて、ゲーム内で生存するために家畜として飼うこともできる。

名作は何度プレイしても名作

主人公のティーダはブリッツボールというスポーツの選手。 近代都市ザナルカンドで試合を行っている最中、怪物の乱入により異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。 スピラの人々は試合に乱入してきた怪物「シン」に怯えて暮らしており、シンを倒すために召喚士という存在が居るとのこと。 シンは倒されても何度も復活するため、召喚士は何度もシンを倒すのだという。

飛ばされた先の地で出会った召喚士ユウナは、シンを完全に倒すための修行の旅に出る。 その旅の目的地が自分の故郷ザナルカンドだと聞き、ティーダは召喚士のガード（護衛）として同行することを決意する。

他のゲームとは全く異なる雰囲気で感動する。 ストーリーの濃さや展開はまるで映画を見ているようである。 主人公のティーダ、ヒロインのユウナの運命的なストーリーも感情移入してしまう。

このストーリーの壮大さは他のRPGでは体験できない。 たとえPS2版をプレイしたことがあっても、必ず感動してしまう名作RPGだ。

ブリッツボール、モンスター訓練場、七曜の武器などサブイベントも豊富にある。 隠し召喚獣もいる。 こういったやり込み要素が面白く、それにハマりメインストーリーがどこまで進んだかわからなくなることも多い。

インディーゲームの名作

ある日突然迷い込んでしまった魔物の住む世界から、人間の世界へ戻るために小さな子どもが前に進んでいくアクションRPG。 一癖あるアクションだが、操作自体は単純で簡単。 シューティングゲームのような面白味もある。

「魔物の世界から脱出する」というかなり明確で分かり易いストーリー。 キャラが非常にユニークで愛らしく個性豊か。 道中に出会う全てのキャラと、会話やアクションを楽しみたくなる。

どこか懐かしさを感じるドット調のイラスト。 耳に残るBGM。 ストーリーの温かみと少しの不気味さにマッチしていて、UNDERTALEの世界観にのめり込める。

ゲームをやり慣れている人ほど、ストーリー展開に衝撃を受けるかもしれない。 その衝撃に後押しされ、そのまま2回目もプレイしたくなる中毒性のあるゲームだ。

全ての要素が詰まった2018

実在する競走馬を所有して育成する競馬シミュレーションゲーム。 2018版がウイニングポスト8の最終バージョンとなる。 内容的には育成よりも生産がメイン。

2015で秘書と結婚・国内分場、2016でクラブ法人・秘書チャレンジ、2017で歴代名馬100選などの要素が追加された。 最終バージョンの2018では「ドリームマッチ」が追加され、各能力は4段階評価から16段階評価になった。

タイプの異なるデジモンを育てる

デジモンにはワクチンやデータ、ウイルスといったタイプがあり、タイプによって得意な相手と苦手な相手が異なる。 サイバースルゥースでは最大11体までデジモンを連れて歩ける。

そして、そのタイプの異なるデジモンをバランス良く育てていかないと攻略が難しくなる。 こうした戦略性を揃えているのも、サイバースルゥースの面白さだと思う。 また、育成システムもかなり進化している。

ドラゴンクエスト＋建築

ドラゴンクエストの世界でブロック状に表現された材料を使って、自分好みの建物を建築するブロックメイクRPG。 ブロック状の材料だけではなく、たいまつやキメラのつばさといった道具も登場する。

1. 設計図を入手
2. 図面通りに建築
3. ストーリーが進行

ストーリーの流れは上のようになる。 進むエリアで入手できる材料が増えていき、建築の幅やギミックも追加される。 武器の強化も可能になる。

「ドラゴンクエスト＋建築」という一見どう交わるのか理解しがたい世界観が、見事に融合しているゲームと言えるだろう。 ただし、単純にRPGを楽しみたいという人には、あまり向かない内容かもしれない。

論破合戦

人気推理アドベンチャー「ダンガンロンパ」の1作目となる「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」と2作目の「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」をセットにして、HD画質でリメイクしたタイトル。 追加要素もある。

犯人になってしまわぬよう相手の言い分を論破し生き残るデスゲーム。 グラフィックは基本2Dでのプレイ。 何と言っても1・2ともにシナリオがよくできている。 「誰が殺したんだろう？」とか「こいつが怪しいな」などと色々考え、いつのまにかダンガンロンパワールドにのめり込んでいる。

ダンガンロンパの最大の魅力は論破合戦。 言霊をトリガーに相手の言い分を論破し、犯人を探し出すスピーディーな展開。 モノクマも良いキャラ感を出しており終始楽しめる。

架空戦記

シリーズ屈指の名作。 三國志10では画素数の制限などで使い勝手が悪かった顔グラの変更ツールが、今作では好きな画像を取り込めるようになった。 Vitaで撮った写真ももちろん使える。

好きなキャラの画像をオリジナル武将のグラフィックにする。 これにより、ニコニコ動画やYoutubeでは「三國志の世界に別の作品のキャラが紛れ込んだ！」という設定でプレーしながらストーリーを作る「架空戦記」が作りやすくなったと、多くのユーザーから高い評価を得ている。

攻略勢と建築勢

Re-Logicが開発した横スクロールのサンドボックスゲーム。 アドベンチャー、アクション、物作りがテーマ。 2Dドット横スクロールで遊べるのが魅力。 遊び方は攻略勢と建築勢に二分される。

敵となるモンスターを倒し素材を集める。 武器を手に入れる。 武器を作る素材を手に入れる。 色々な条件を満たすとボスと戦うこともできる。 要するに「武器を強くしてボス戦を楽しむ」のが攻略勢。

建築メインて遊ぶのが建築勢。 土・石・レンガ・木材・ブロックだけでもかなりの種類がある。 家具に使える素材も豊富。 プラットフォーム（足場）という素材があり、これはハンマーで叩くと形が変わる。 凡庸性がかなり広い。 Googleで「テラリア建築」と検索すれば、2Dドットとは思えないような建築作品が見れる。

ハロウィン、クリスマスなど季節に応じてイベントもある。 年末になるとワールドの仕様も変わる。 こういった要素も面白い。

栄冠ナイン

栄冠ナインの出来が非常に良く、これを遊ぶだけでも購入する価値はあると思う。 栄冠ナインは高校野球の監督になり、甲子園優勝を目指して日々練習していくモード。 初期能力の高いOB選手や天才肌が入学したときは「どこまで成長するんだろう！？」とワクワクさせてくれる。

試合では投手交代や代打のタイミングで試合展開が大きく変わる。 エラーや失投の怖さを味わうこともでき、実際に監督をしているような気分になれる。

誰をキャサリンにする？

現実世界におけるアドベンチャーパート。 夢の世界で繰り広げるアクションパズルパート。 この2つを交互に行き来しながら進むアクションパズルゲーム。 ペルソナシリースが好きな人におすすめのゲームだ。 また、妨害ありの対戦も可能で、パーティーゲームのような遊び方もできる。

アクションパズルパートが斬新。 「ブロックを押して引きながらタワー（悪夢）を上っていくだけ」と聞くと簡単そうに思える。 しかし、実際はトラップや時間制限があり、焦りによって難しくなる。 考えなしに行動するとすぐに上れなくなり、単純そうにみえて奥深いものになっている。

難易度をEasyにすればトラップも時間制限もなく、ある意味誰でも攻略できる。 こういったライトユーザーを配慮した仕様が、このゲームを遊びやすくしている。

そして最もおすすめしたいポイントは、フルボディからキャサリンの声を11人の人気声優から選択できることだ。 同じシーンでも声優が違うだけで別物に聞こえる。 なので何度プレイしても飽きないというか、何度もプレイしたくなる。

呪われた島からの脱出

イースシリーズの第8作目となるオープンワールド型アクションRPG。 イースシリーズの主人公「アドル」が後世に残す物語のひとつ。

アドルは大型客船ロンバルディア号に乗って旅をしていた。 しかし、突如クラーケンのようなモンスターに襲われ船は転覆してしまい、呪われた島「セイレン島」に漂着する。 アドルはバルバロス、サハドなどの漂着した他の乗船者と協力して、島での拠点となる「漂流村」を設立する。 そして、島を調査して謎を解明し、島からの脱出方法を模索していく。

タイトルになっている「DANA」は、ダーナというキャラの名前。 本作のヒロインであり、もうひとりの主人公。 アドルが現在、ダーナが過去。 過去と現在を行き来して、島で起こった謎を解明していく。

ガンダムゲーム30周年記念作品

ガンダムブレイカーシリーズの3作目。 歴代のガンダム作品に登場した機体（ガンプラ）を自分の好みにカスタマイズ。 そしてオリジナルのガンプラで戦うアクションゲーム。 機体数は200機近くあり、パーツも腕・足・ボディ・武器・防具・オプションなど多彩。 無限に近い組み合わせが可能だ。 操作も簡単。 手軽に機体を動かせる。 適当にガチャガチャしているだけでも楽しい。

攻撃方法もミサイル、レーザー、バルカン砲、ソード、拳など豊富。 ゲージを貯めて発動できる「バースト状態」では性能が格段に上がる。 一気に敵を蹴散らせる爽快感、劣勢からの逆転が味わえる。 同じくゲージを貯めて発動する「バーストアクション」も派手でカッコいい。 どれを使うか選ぶ楽しさがある。

ストーリーも楽しく、不快なキャラもいない。 最後までストレスなく続けられる内容だ。 とくにヒロインとの相棒的な関係がとても良い。

Vと言えばヤマト！

初参戦の宇宙戦艦ヤマトがガッツリ話のベースになっている。 ステージを攻略する際、このヤマトを強化してしまえばかなり楽に進める。 そのため、過去作を経験したことのある層からすると、難易度は少し簡単過ぎると思う。 また、原作では戦闘機（ブラックタイガー）もあるはずなのだが、スポットで1回出撃するだけで、殆ど使用できないのは少し残念だった。

簡単とはいえ、シリーズの中でも一二を争う出来だと思う。 シナリオや戦闘シーンのグラフィックのレベルが高く、ヤマト以外の参戦作品の顔ぶれも新鮮で魅力があった。 今作から導入されたプレミアムバージョンで、歌付きのBGMを設定できるのが個人的には嬉しかった。 ルート分岐も多く2週目以降と長くプレイする場合、引継ぎ要素が多いのも作業が苦にならなくて良かった。

調合にはまるRPG

ほんわかした内容に独特の世界観が魅力的のPRG。 調合だけでなく、絵が可愛く、ストーリーも面白く引き込まれる。

プレイヤーの選択で結果は変わってくるが、2周目も苦にならない。 作中の音楽もすごく良く、ゲームにも音楽にも癒される。

死んで強くなるサバイバルアドベンチャー

7人の青年と1人の少女が、人類の滅んだ世界で戦うサバイバルRPG。 登場人物は以下の8人。 1人を除き「七つの大罪」をモチーフにした肩書きがある。

1. 日暮ハルト（怠惰の編集者）
2. 三花締リョウ（嫉妬の芸術家）
3. 玖保田ゼン（憤怒の農家）
4. 一葉マモル（強欲の医者）
5. 芒野リンコ（色欲の花屋）
6. 真白ユマ（暴食のお嬢様）
7. 瀬戸内ミナモ（傲慢の警察官）
8. 比良坂サチカ（原罪の少女）

死ぬことが大切なゲーム。 通常のRPGは戦闘に勝利してレベルを上げる。 レベルが上がると能力も上がり、スキルなどを習得する。 しかしザンキゼロは死ぬと強くなる。 色々な死に方をすると、それに応じた耐性や能力が開放されていく。 そもそも、少女以外の青年たちは基本的に不死だ。

「子供→大人→老人」の成長サイクルをずっと繰り返す。 死んでも記憶だけ受け継ぎ生き返る。 死んで強くなり、殺した相手を殺し返し、新しい敵にまた殺されまた強くなる。 といった感じなのだ。

「死ぬのは嫌だ」という人は素材を集めて武器や道具の作成。 そして設備の拡張をすれば、色々な機能が開放されて強くなる。 要するに、気楽に死ぬも良し、死なないようにして緊張感を味わうのも良しといったゲームだ。

青年たちはそれぞれに罪を抱えている。 ストーリーやダンジョンを進んでいくと、その罪が明らかになっていく。 どの青年たちの罪も妙にリアルで陰鬱だが、次の罪を見たくて止められなくなる。

野沢雅子（孫悟空の声優）と中尾隆聖（フリーザの声優）が演じるマスコットキャラもザンキゼロの大きな魅力だ。 どこかで見たことのある少年と擬人化された羊が、ブラックジョークやパロディ満載の掛け合いを見せてくれる。 ダークな内容の中で明るい気分にさせてくれる。

一癖も二癖もある内容なのでハマる人にはハマるが、嫌う人はとことん嫌う。 そういった極端な評価を下されることも多いゲームだが、システムのユニークさだけでなく、ストーリーの完成度も非常に高いおすすめゲームだ。

進化した艦これ

戦艦を美少女に擬人化した「艦娘」と呼ばれるキャラとストーリーを進めていくシミュレーションゲーム。 PC版の「艦これ」をPS Vitaに移植した作品。 「ケッコンカッコカリ」「建造」などのシステムは健在。 ストラテジーとまではいかないものの、攻守のせめぎ合いが好きな人にはおすすめのゲーム。

ゲームバランスはシビア。 バトルシステムは昼戦・夜戦でそれぞれのキャラの特色が活かされる。 戦力の高いキャラを連れて行けばいいというわけではない。

PC版はプレイヤーが一方的にストーリー（マップ）を進めていくだけの作業ゲームといった内容だった。 Vita版は敵が攻めてきたり、マップを狭めてきたりする。 その攻撃に耐えるため、特定のお気に入りキャラだけでなく、コストの低い弱キャラを育成したり、臨機応変に艦隊を組む必要がある。 要するに、戦略性の問われるシステムになり、単調作業ではなくなった。

育成・編成・合成

前人未踏の地下迷宮を踏破するダークファンタジーダンジョンRPG。 ダンジョンRPGとしての基本をしっかり押さえつつ、育成面にかなり力を入れた内容。

ストーリーも非常に良くできていて面白い。 ダンジョンRPGを好む人だけでなく、キャラを育成して数値を眺めるのが好きな人、ダークファンタジーのシナリオを求めている人にもおすすめの内容だ。

パーティは8人✕5パーティの最大40人で編成。 キャラメイク時には職業だけでなく、性格や成長タイプなども設定できる。 それらの補正はパラメーターに大きく影響する。 性格による相性もあり、相性は戦闘に影響する。 戦闘に出られる人数にも制限があるため、それらを考えてパーティ編成を決めるのが面白い。

装備の合成（錬金）システムも面白い。 単純な能力強化だけでなく、状態異常に特化した武器なども作成できる。 強い装備を作成するには、変わった能力の付与された装備やレアな装備が必要になる。 そういった装備を集めるために「ダンジョンへ潜る」といった楽しさもある。

ダンジョンRPGはストーリーがオマケになりがち。 黙々とダンジョンを探索するだけという内容が多い。 しかし、ルフランの地下迷宮はシナリオの中に「ダンジョンへ潜る」といった要素が上手く入っている。 要するに、シナリオがしっかり描かれていることも、ルフランの地下迷宮の大きな魅力だと思う。

バー「Va-11 Hall-A」に癒やしを求めて...。

SukebanGamesが開発したインディーゲーム。 舞台は西暦207X年のグリッチシティ。 全ての人体はナノマシンによる番号が振られ、政府に管理されていた。 権力や金のある人間がのさばり、無力な立場の人間は毎日怯えて暮らすディストピアな世界。 その世界の片隅にあるバー「Va-11 Hall-A」に人々は癒されに来る。

何より魅力的なのは表現として選ばれたドットのグラフィック。 ネオンサインの瞬くサイバーパンクな世界をドットで表すことにより、少し古めかしくも懐かしい不思議な雰囲気を演出している。 そう、雰囲気が凄く良いゲームなのだ。

この物語はBAR「Va-11 Hall-A」で完結する。 外で大事件が起こっていても、一般市民である主人公に英雄的活躍などできやしない。 できることは、お客様が気に入りそうなお酒を出す。 そして、愚痴を聞いてお喋りに花をさかせること。 そんな夜のひとときに救われる人だって、実は結構居るのだ。

まさかの乙女ゲー！

あの喧嘩番長シリーズがまさかの乙女ゲームに！？ 従来の乙女ゲームとは一味違ったプレイを楽しむことができる。 ただのノベルゲームではない！ 喧嘩番長らしさが残ったアクション操作も取り入れられている。

主人公は兄のフリをして男子高校に入る。 そして学業を全うすることがテーマとなる。 エンディングには大きな違いがある。 自分が女だとばれてしまい普通に恋愛を楽しむ恋愛エンド。 恋愛をしないで男友達として楽しむ友情エンド。 乙女ゲームなのにベタベタした甘さはなく、ある意味新鮮で面白い。

声優も豪華！ 続編やFD、キャラソンまでたくさんのコンテンツがある。 2017年にはアニメも放送された。 気に入った人は是非チェックしてほしい！

和風狩りゲー

鬼を討伐する和風狩りゲー。 キャラや装備が和風デザインで洗練されている。 和楽器演奏のBGMも気分を高揚させてくれる。

アクションの操作は難しくない。 簡単操作でも爽快感があり、敵となる鬼は迫力満点！ とくにボス戦は迫力に押されてハラハラさせられる。

オンライン協力プレイがなくてもアイテム素材は入手できる。 なので、シングルプレイでもキャラ強化作業は充実している。

ハイスピードな議論

魅力的なキャラクターたち、二転三転する疑心暗鬼が渦巻くストーリー。 普段ゲームをプレイしない方にもぜひ触れてほしいおすすめの一作である。

アニメ化もされた人気シリーズ「ダンガンロンパ」のナンバリング第三作。 「超高校級」と呼ばれる卓越した才能を持つ高校生たちが、謎の黒幕の陰謀により「コロシアイ」つまりデスゲームに巻き込まれていく物語。 プレイヤーは「超高校級」の1人として、殺人や黒幕の謎を暴いていく。

ダンガンロンパの最も魅力的な部分は、集めた証拠から推理を披露する「議論パート」。 自分たちの中にいる犯人を見つけるための討論。 非常にテンポが良く強い臨場感を感じられる。

討論中は複数のミニゲームをクリアすることで、新しいヒントをひらめく。 このミニゲームも、議論のテンポを崩すことなくうまく差し込まれている。 推理や人狼のような議論が苦手な人にもとっつきやすいシステムだ。